全日音研てどんな団体?
「全日音研てどういう研究団体?」と若い先生方から尋ねられることがあります。 ここでは、全日音研をご理解いただくためにその概要をご紹介します。
全日音研の名称及び目的について、会則には次のように示されています。 まず名称について「本会は、全日本音楽教育研究会 (略称 全日音研) と称する。」
英名 Japan Society for Music Education (略称J.S.M.E.)
そして、目的として「 本会は、音楽教育に関する研究を推進し、わが国音楽教育の向上発展に寄与することを目的とする。」と示しています。
会員は、全国の小・中学校の音楽を担当しておられる先生、高等学校は 、会員登録された先生、大学は、会員登録された大学に属する先生方です。
この研究会は、小学校部会、中学校部会、高等学校部会、大学部会から成り、それぞれの部会が前述の目的に向かって活動しています。また、各部会が一体となった研究大会(総合大会)や部会毎の研究大会及び研修会等を開催しております。
今日の教育課題の一つとして、各校種の連携の大切さがよくいわれますが、全日音研は、各校種が連携をとりながら一体となって、会の目的に向かって活動を進 めています。会員は、どこの部会で開催される研究会にも参加できます。特に大学部会では、小・中学校の先生方との研究の交流を一層盛んにしたいと望んでお ります。
さて、この全日音研は、本年で発足39年目に入りました。 各校種とともに都道府県のそれぞれの音楽教育研究団体が大同団結して今日のような全国組織を築き上げることができた裏には、関係諸機関の方々や全国の多くの諸先輩の並々ならぬご尽力があったことを申し添えておきたいと思います。
全日音研では、毎年全国大会を開催しております。奇数年度は、小・中・高・大がいっしょになった総合大会、偶数年度には、部会毎の全国大会が開催されます。みなさん奮って全国大会にご参加ください。そして、共に研究成果を共有し合いましょう。
(全国大会については、大会案内のページをごらんください。)
新年度を迎えて
未曾有の或いは百年に一度の、といわれた不況が襲いかかった平成 20年度が終わり、平成21 年度が始まった。1年前の決算で、何千億円もの黒字を計上した会社が、1年後の決算で目を見張るような赤字を計上するという事態は、誰が見ても尋常とはいえないであろう。百年に一度というと、何となく自然災害と同じように受け止めやすいが、全世界を巻き込んだこの度の不況は、まさしく人間が作り出したものであろう。
これからの社会は、知識基盤社会になるという前提で新学習指導要領は作られているが、「大きいことはいいことだ」等のキャッチフレーズで展開された、大量生産大量消費時代の終焉をこの不況は告げているのかも知れない。このように考えると、新年度から始まる新学習指導要領への移行期を改めて印象深く思うところである。いずれにしても、次の時代を担う児童生徒、或いは学生にとって、また、これらの教育に直接携わる本会会員の皆様にとって、平成21 年度が少しでも明るく良い年度となるよう切に願うところである。
さて、皆さんは、シモン・ボリバル・ユース・オーケストラという名を耳にしたことがおありであろうか。今冬に来日して演奏会を何回か開いたようである。私は、NHKのニュース解説でこのオーケストラの話を聞き、興味を持ったところである。そこでインターネットで情報を検索してみたところ、これについて記述しているブログがあった。そこには、「このオーケストラは、南米ベネズエラの青少年音楽教育システム“エル・システマ”の頂点のオーケストラで、30年前にベネズエラで“青少年を犯罪や薬物使用から守るためにオーケストラで学ばせよう”という国策が時を経て大成功した“証”のオーケストラです。」と説明されていた。更に、「人口2600万人の国で、25万人の子ども達が国中にある150のオーケストラで音楽を学び、30年間で犯罪が激減したそうです。」とも記されている。
NHKのニュース解説でも、この活動で少なくてもユース・オーケストラに関わっている青少年の犯罪は少ない旨の話をされていた。ちなみに、このオーケストラでは、先輩が後輩の指導に当たるというシステムがしっかりと出来ているということである。オーケストラの活動を通して青少年の健全育成を図るという活動を30年間にもわたって取り組んでいることに感心するところである。
我が国でも、学校やそれぞれの教育委員会等で、児童生徒の健全育成に向けて様々な施策を考え取り組んでいる今日である。音楽科教育やこれらに係わる活動が、児童生徒の豊かな心の育成や伝統と文化を尊重する態度の育成等に一層寄与する年度となることを祈念するところである。
(本部事務局 若林英鋭)
全日本音楽教育研究会
平成20年度役員等名簿
本 部 役 員
下記の方々が平成20年度の本部役員です。宜しくお願いいたします。
(第20期後期)
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| 役 職 名 |
氏 名 |
勤 務 校 |
職 名 |
理 事 同 同 同 同 同 同 同 同 同 同 同 同 同 同 同 同 同 同 同 同 同 同 同 同 同 同 |
後 藤 宏 子 礒 田 利 美 石 上 則 子 岡 千 恵 大 湊 勝 弘 太 田 ナナ子 宇佐美 博 子 菊 本 和 仁 佐 藤 隆 弘 志 田 恵美子 鈴 木 匠 勝 山 幸 子 渋 谷 恭 子 辰 口 士 朗 滝 浦 盛 渡 部 聡 山 口 祐 二 小 峰 和 則 新 井 純 子 酒 井 治 人 久 行 範 彦 前 原 覚 今 村 清 孝 佐 藤 勉 浅 川 幾 子 岡 村 弘 田 中 純 |
文京区立窪町小学校 府中市立本宿小学校 板橋区立徳丸小学校 杉並区立高井戸東小学校 世田谷区立松丘小学校 板橋区立下赤塚小学校 江戸川区立小松川第一中学校 台東区立柏葉中学校 江東区立第三亀戸中学校 江戸川区立南葛西中学校 港区立赤坂中学校 東村山市立東村山第四中学校 狛江市立狛江第二中学校 品川区立城南中学校 文京区立第一中学校 都立豊島高等学校 私立城北高等学校 都立新宿高等学校 都立晴海総合高等学校 都立国立高等学校 都立芦花高等学校 都立向丘高等学校 都立立川国際中等教育学校 都立大山高等学校 都立若葉総合高等学校 久留米信愛女学院短期大学 文 教 大 学 |
教 諭 教 諭 教 諭 教 諭 主 幹 教 諭 校 長 副校長 主 幹 教 諭 教 諭 教 諭 教 諭 教 諭 主 幹 教 諭 教 諭 教 諭 教 諭 教 諭 教 諭 教 諭 教 諭 教 諭 教 諭 教 授 教 授 |
監 査 同 同 同 |
山 田 潤 一 遠 藤 正 則 粕 谷 宏 美 岡 野 哲 也 |
相模原市立谷口台小学校 目黒区立第四中学校 千葉県立若松高等学校 玉 川 大 学 |
校 長 校 長 校 長 教 授 |
| 事務局長 |
若 林 英 鋭 | 武蔵野音楽大学 | 講 師 |
