新教育課程における音楽科の授業に関する調査

結  果  報  告

                              平成13年8月実施

                              回答数 127 校

                              (依頼数 245校)




 

1 新教育課程においては、第1学年の年間授業時数が45時間と示されました。そこで、次の各質問にご回答ください。
(1)
新教育課程では、年間授業時数が現行の70時間から25時間分の縮減となりますが、指導内容をどのように減らす予定ですか。

*具体案をまだ考えていない。    78校  61%

*すでに具体案を考えてある。    47校  37%

*回答なし              2校   2%

 

    考えてある方は、具体的内容をご記入ください。(複数回答あり)

*題材や教材の精選          24校  51%

*表現と鑑賞の一体化          8校  17%

*一部内容の削除            8校  17%

*題材配当時間の削減          8校   17%

*すでに45時間で実施         3校   6%

 
(2)年間授業時数45時間を年間通してどのように割り振りますか。

*具体案をまだ考えていない。     79校   62%

*すでに具体案を考えてある。      47校  37%

*回答なし                       1校     1%

 

すでに具体案を考えてあるに○を付けた方は、具体的内容をご記入ください。

*週1時間と週2時間(合唱コンクール・文化祭・卒業式等
                の行事前に)の組合せ        14校  30%

*週1時間と週2時間(基本指導を年度始めに集中)の組合せ  6校   13%

*2期制(25、20週等)で週1時間ずつ            6校  13%

*週2時間を2学期に                       4校    9%

*3期制(15、15、10週等)で週1時間ずつ        3校    6%

*1年間を通してスライド時間割で                2校     4%

*週1.5時間(音・美で週1時間と2時間を交互に))      2校     4%

*65分授業を実施                          1校    2%

*50分×15週+75分×20週のモジュールで            1校     2%

*5週を1ユニットで、音・美・体を2・2・3ユニットずつ   1校    2%

*4期制(5、10、10、10週)を5、10、20、10時時間      1校    2%

*11月〜3月を週1.5時間で実施                1校    2%

*時間割を3種類作る                       1校     2%

*具体は不明                             4校    9%

 



2 新学習指導要領では、第3 指導計画の作成と内容の取扱い(4)において、「器楽指導については、……。また、和楽器については、3学年間を通じて一種類以上の楽器を用いること。」と示されております。そこで、次の各質問にお答えください。

(1)「……、3年間を通じて一種類以上の楽器を……。」とありますが、何年生で何時間ぐらい、何の和楽器を扱うかといった計画を立てていますか。

                  

      *計画を立てている。                69校   54%

 

扱う学年は

 *1〜3年継続 20校  29%      *1年のみ  11校   16%

 *1・2年   13校   19%     *2年のみ  19校   28%

 *2・3年     2校     3%     *3年のみ   3校   4%

 *1・3年    1校   1%

 

扱う時間

第1学年 ( 時 間 程 度  )    ( 楽 器 ) 

    5〜10時間     1校

    6時間       8校      筝        30校

    5時間       5校      篠笛        8校

    4時間       8校      和太鼓       6校

    3時間       7校      尺八        4校

    2時間      10校      三味線       3校

    1時間       2校      笙、篳篥、龍笛   2校

    0時間      24校      鉦         1校

    時間未定      4校

 

 

第2学年 ( 時 間 程 度  )    ( 楽 器 )

   35時間        1校

    7時間       1校      筝         44校 

    6時間       6校      篠笛         7校

    5時間〜10時間  1校      和太鼓        5校

    4時間       5校      三味線        3校

    3時間      21校      尺八         3校

    2時間      11校

    1時間       2校    ※35時間と回答した学校は三味線

    0時間      15校

    時間未定      6校

 

第3学年 ( 時 間 程 度  )    ( 楽 器 )

   35時間       1校      筝         12校 

    6時間       3校      篠笛        10校

    5時間       2校      尺八         5校

    4時間       3校      和太鼓         2校

    3時間       4校      三味線         4校

    2時間       5校      

    1時間       4校    ※35時間と回答した学校は三味線

    0時間      43校

    時間未定      4校

 

  

*まだ計画を立てていない。             56校    44%     

*回答なし                          2校     2%

 

 

(2)貴校で保有している和楽器のみで、新学習指導要領の趣旨に即した指導が可能ですか。

 

   *可能である。                    35校   27%  

 

 

  「指導が可能」の学校は、保有楽器名と(数)をご記入ください。

校数

篠笛

尺 八

 

教育用琴

三味線

和太鼓

締太鼓

長胴太鼓

附締太鼓

1校

30

 

 2

  5

 

 

 

 

 

2校

 

 

 

 

 30

 

 

 

 

1校

 

41

 1

 

 

 

 

 

 

1校

 

10

 

 

 

   

 

 

 

1校

 

 2

10

 

  4

  

 

 

 

1校

 

 2

 2

 

 

 

 

 

 

1校

 

 

10

 

  

 

 

 

 

1校

 

 

 8

  

  1

 

 

 

 

1校

 

 

  6

 

 

 

 

 

1校

 

 4

 

  1

 

 

 

 

1校

 

 1

 1

 

  1

 

 

 

 

1校

 

 1

 

 

 

10

 

 

 

1校

 

 

15

 

 

 

 

 

 

1校

 

 

13

 

  

 

 

 

 

1校

 

 

12

 

 

  12

 

 

 

1校

 

 

 8

 

 

  

 1

 

 

2校

 

 

 8

 

 

 

 

 

 

2校

 

 

 6

 

 

 

 

 

 

1校

 

 

 5

 

 

 

 

 

 

1校

 

 

 4

 

  6

 

  

 

 

1校

 

 

 4

 

 

 

 2

 

 

3校

 

 

 3

 

 

 

 

 

 

1校

 

 

 2

 

 

 

 

 

 

1校

 

 

 1

  1

 

 

 

 

 

1校

 

 

 1

 

 

 

 

 

 

1校

 

 

 

 12

  1

 

 

 

 

2校

 

 

 

 

30

 

 

 

 

1校

 

 

 

 

 

  

 4

 

 

1校

 

 

 

 

 

 

 

  3

  1

  

     *現有の楽器では不可能である。           91校  72%

     *回答なし                         1校    1%

 
(3)上記(2)の質問で「不可能である。」と回答された学校の場合、今後の和楽器の購入予定はどうでか。また、平成14年度からの指導に十分対応できる状況になりそうですか。

      *購入予定がない。                 50校   55%

     *和楽器の購入予定がある。            41校    45%

 
@(3)の質問で「購入予定がある。」と回答された学校は、その楽器名と(数)をお答えください。また、購入した楽器で、次年度からの指導に十分に対応できる状況かどうかをお答えください。

 

新学習指導要領の趣旨に即した指導が可能     14校  34%

[購入楽器名・数量・校数]

     *篠笛50(1校)

*三味線35(1校) 

*尺八4・三味線4(1校)

     *筝20(1校)

*筝10(1校)

*筝5(2校)

*筝2(1校)

*筝2・篠笛(個人もち)(1校)

*教育用琴5(1校)

*筝1・篠笛10(1校)

*筝1・締太鼓1(1校)

*和太鼓1(1校)

*締太鼓2・桶太鼓2・ちゃんちき2・ちゃっぱ2(1校)

 

新学習指導要領の趣旨に即した指導は不可能   24校  59%

[購入楽器名・数量・校数]

*三味線6(1校)

*三味線5(1校)

*尺八1・三味線1(1校)

*三味線2・和太鼓2(1校)

*筝7・教育用琴6(1校)

*筝5(1校)

*筝4(2校)

*筝3(1校)

*筝3・締太鼓1(1校)

*筝2・篠笛2(1校)

*筝2(4校)

*筝1(5校)

*教育用琴一式(1校)

*和太鼓一式(1校)

*和太鼓(数未定)(2校)

新学習指導要領の趣旨に即した指導が可能かどうか不明 3校 7%

    [購入楽器名・数量・校数]

     *筝13(1校)

*具体の楽器名・数未定(2校)

 

 
A(3)の質問で「購入予定がない。」と回答された学校は、次年度からどのように対処しようとお考えですか。対処法を具体的にお書き下さい。(複数回答あり)

*近隣校から借用                             29校  58%

*予算を要望                  11校  22%

*公民館や地域、知人等から借用        10校  20%

*業者から借用                 6校  12%

*関係団体から借用                    6校  12%

*現有楽器を触る程度しかできない             5校  10%

*生徒個人もちとする                  4校   8%

*鑑賞活動の続きと捉え、紹介程度            2校    4%

*VTRで興味を持たせる             1校   2%

*これから思案する                  3校   6%

 
  (4)今年度、貴校の管内で和楽器に関する新たな事業等がありましたか。(複数回答あり)


 *回答なし                      2校    2%

  *教育委員会による新たな和楽器購入予算が組まれた。 17校  13%

(その具体的記述内容)

市内中学校3校に200万円

各区に筝及び和太鼓を複数ずつ配備のためレンタル費用を予算化  

市内各校に筝1面ずつ配付

29万で筝5面

教育用琴12面と三味線1棹

133,400円で筝1面(昨年度も1面整備)

約140,000円で筝2面

三味線1棹と筝3面

教材費の中から10万円

100万円で筝13面(平成14年度の筝8面も約束)

市内13校に100万円を予算化

詳細未記入(2校)

   

   *教育委員会による新たな和楽器研修会が計画された。 24校  19%

*筝                  12校   50%

*教育用琴                1校    4%

*篠笛                  4校   17%

*三味線                 4校   17%

*和太鼓                     4校   17%

*尺八                  2校     8%

*雅楽の楽器                   1校    4%

*薩摩琵琶                  1校    4%

*和楽器を取り入れた授業研究会       2校     8%

*詳細不明                  2校      8%

 

  *研究組織による新たな和楽器研修会が計画された。  57校  45%

*筝                  22校   39%

*和太鼓                 9校    16%

*篠笛                  8校   14% 

*三味線                 8校   14%

*尺八                  5校     9%

*長唄                              2校       4%

*雅楽の楽器               2校    4%

*授業研究会               3校     5%

*三線研究会が発足             2校     4%

*詳細不明               14校    25%

 

  *新たなものは特にない。              33校  26%

 *その他                       10校   8%

・ゲストティチャーによる授業の実施

・県中学校音楽研究会で定期的に和楽器講習会を実施

・市内の和楽器演奏者の20数名から授業への協力の承諾を得ている。    

・教育委員会へ和楽器の寄付の申し出があった。

・県中学校音楽研究大会で和楽器の授業研究が計画された。

・県中学校音楽研究大会で、和楽器の研究演奏が行われた。

・鑑賞教室で和楽器演奏の鑑賞をした。




3 新教育課程における評定については、平成13年4月27日の文部科学省通知「児童・生徒指導要録の改善等について」の中に「各教科の学習の状況について、(中略)中学校学習指導要領に示す目標に照らして、その実現状況を、……。」と示されたとおり、いわゆる「絶対評価」によるものとなりました。そこで、次の各質問にご回答ください。

(1)評定がいわゆる「絶対評価」によるものとなりますが、先生の指導にどのような影響があるとお考えですか。(複数回答あり)

*生徒に各自の学習状況を的確に伝えることができる。        52校   41%

*生徒の努力点や今後一層努力すべき点が示される。        64校   50%

*生徒の学習目標に対する意識を高めることができ、

         意欲的な学習態度が促される。    42校   33%

*高校入学者選抜資料に生かされなくなるので、
           生徒の授業の取り組みが後退する。        14校   11%

*生徒や保護者の評価・評定についての見方が一層厳しくなる。 50校   39%

*その他                                11校     9%

(その記述内容)

・「影響」は特にない。

・高校入試において、中学校ごとに有利・不利が生まれる。
・意欲的になる生徒と、音楽を捨てる生徒の2分化が始まる。
・他との比較で磨かれる力が影響を受ける点もあると思う。

・評価規準がはっきりせず、個人のばらつきがある為、理解がむずかしい。
・生徒のやる気を評価に活かせるのでよいと思う。反面、頑張って欲しい面を伝えるのはむずかしいと思う。頑張れない生徒は、いよいよ頑張れなくなるのではないか。また、 頑張る生徒も、他とのかかわりの中でさらに頑張るという面もあると思う。

・高校入試が相対評価によるので、保護者には不安な点があると思います。

・保護者の意識が充分とは思われないので、説明責任は課せられると考える。

・1校1人で何百人もの生徒を相手にしているのに、毎時間評価に時間を取られそう。
・音楽科などでは主観によるところが多く、つけづらいのではないか。また、担当する教師によって極端に変わるのではないかという危惧がある。

*回答なし                             10校   7%

 

(2)「絶対評価」を適切に行っていくために、これから改善を図っていかなければならないことは何ですか。

(複数回答あり)

*指導目標の明確化を図る。                      63校  50%

*指導目標と評価規準を合わせて生徒に示す。            91校  72%

*多面的な評価方法を工夫する。                    81校  64%

*その他                                 11校    9%

(その記述内容)

・高校入試で、学校によって有利不利が生まれないようにすること。
・我々教師が、まず評価規準をきちんともっていなくては絶対評価は不可能である。
 校内
研でも研修したが、規準を作ることが大切である。

・教師が年間指導計画と同時に評価規準表等を作成し、評価計画を立てる。
・授業時数の削減という厳しい状況の中、より細かい個々の生徒の評価のための資料を確保(集める)するというのは非常に苦しいです。評価のための授業にしたくないです。

・本校では「学習目標」「各自の学習状況」「各自の努力点」が含まれた通知カードというものがあり、この内容の吟味をすすめる。

・学校の評価が問われる。

・確かな評価のために、教師の力量を高める。

・評価規準・基準について、広い範囲(市内・県内等)での統一。

・子供からの自己評価も考慮に入れる。

・生徒の自己評価や相対評価の方法を工夫し、評価活動が生徒の学習指導の改善に資するものであることを再認識する必要がある。

・個々の教師の客観的視点をもった主観的評価になるので、一人ひとりが音楽性を含め、評価etc.の研修に努めなければならない。

*回答なし                                1校   1%



(3)学習指導要領における指導目標は、「第1学年」の目標と「第2学年及び第3学年」の目標とで示されています。第2学年と第3学年の評価について、来年度からどのように実施しますか。

*第2学年と第3学年の目標が同じなので、同じ評価規準で評価する。 7校  6%

*目標が同じでも教材や活動内容等が異なるので、

        異なった評価規準で評価する。      82校 65%

*まだ、考えていない。                         34校 27% 

*回答なし                                2校  2%

 
(4)評定をする際に、観点別学習状況の4項目の評価をどのように取り扱いますか。

*いつでも、4項目の評価を同じ割合で取り上げる。        4校     3%

*学年末の評定では、4項目の評価を同じ割合で取り上げるが、各学期の評定では、

 指導計画において重点を置いた項目の比重を高くする 。   87校    69%

*まだ、考えていない。                   26校    20%

*その他                            7校      6%

(その記述内容)
「音楽的な感受や表現の工夫」の割合を低く押さえる。
4項目を同じ割合で取り上げることはしない。
項目ごとの比重を変える。
各学期や学年末で比重を変える。
各学年、各学期の指導目標に添って総合的に評定する。
題材によって4項目それぞれの評価
検討中

*回答なし                           3校     2%

 
(5)貴校において現在実施している評価方法を教えてください。(複数回答あり)

◆ 歌唱分野

*実技演奏(含む、演奏会形式11校)          99校  78%

*授業中の観察                     54校  43%

*自己評価                       24校  19%

*相互評価                       12校   9%

*ワークシート                        3校   2%

*レポート                        2校   2%

*表現の工夫のまとめ                   2校   2%

*回答なし                       14校  11%
        器楽分野

   *実技演奏(含む、演奏会形式24校)        79校  62%

   *授業中の観察                   38校  30%

   *自己評価                     18校  14%

   *相互評価                     10校   8%

   *技能やレパートリーの達成度             7校   6%

   *他の楽器の演奏能力                 1校   1%

   *回答なし                     25校  20%
        創作分野

   *作品(コンピュータ活用3校を含む)        32校  25%

   *授業中の観察                    8校   6%

   *自己評価                      6校   5%

   *相互評価                      6校   5%

   *創作課題(リズム3校、対旋律1校、オブリガート1校)5校   4%

   *ワークシート                    3校   2%

   *ポートフォリオ                   2校   2%

   *楽典のペーパーテスト                1校   1%

   *未実施                      10校   8%

   *回答なし                     66校  52%

 

 

◆ 鑑賞領域

*ワークシート(鑑賞ノート等)            57校  45%

*感想                       31校  24%

*期末テスト等のペーパーテスト           28校  22%

*授業中の観察                    25校  20%

*レポート                      10校   8%

*実音聴取                       7校    6%

*想像画                       2校   2%

*自己評価                      2校   2%

*実技試験の講評                   1校   1%

*歌唱の相互評価                   1校   1%

*回答なし                       27校  21%

 


 
4 新学習指導要領の「第3 指導計画の作成と内容の取扱い」の2(11)には、「…、自然音や環境音などについても取り扱うとともに、コンピュータや教育機器の活用も工夫すること。」と示されています。そこで、次の各質問にご回答ください。

(1)
自然音や環境音、コンピュータや教育機器の扱いについてどのように準備していますか。

*具体的な内容を考えてあり、次年度の指導計画の取り入れる予定である。

   (又は、すでに指導計画を作成済みである。)            15校 12%

*具体的には考えていないが、取り入れるつもりである。       45校 35%

*まだ、検討が進んでいない。                    56校 44%

*すでに実施している                          2校  2%

*その他                               2校  2%

*回答なし                                   7校  5%

 
(2) (1)の質問で「具体的な内容を考えてあり、…。」と回答された学校(できれば「具体的にはまだ考えていないが、取り入れるつもりがある。」学校も)は、以下の内容についてご回答ください。

  @  扱う時間

*必修の時間に扱う。 13校  22%    *検討中     1校   2%

*選択の時間に扱う。 18校  30%     *回答なし   22校  37%

*両方で扱う。      6校  10%

 
    A      扱う活動

*表現活動で扱う。   11校 18%

*鑑賞活動で扱う。    3校  5%

*両方で扱う。     20校 33%

*検討中           1校   2%

*回答なし。      25校 42%

 
    B      扱う学年

*第1学年で扱う。9校 15%       *全学年で扱う。    5校  8%

*第2学年で扱う。7校 12%     *1・2年で扱う。   1校  2%

*第3学年で扱う。5校   8%     *2・3年で扱う。  7校 12%

*検討中     3校   5%     *回答なし。    23校 38%

 
    C      扱い方の具体例

 

*自然音や環境音を扱った具体例

・自然音と音楽とのかかわり

・音地図づくり(聴こえてくる音を図に示す)(3校)

・学校裏の松林や海岸へ行き、どんな自然音が聴こえてくるかをカードにまとめて発表する。

・自然音を探し録音する→コンピュータに読み込ませ、一つの音源として合奏に加える。

・町内学区にある自然音・環境音をMDで収集し、サウンド形式で保存できるソフトを使用してデジタル化し、リズムパターンを付加し、生徒の作るトータルサウンドストーリーを作り、MP3にしてホームページで発表する。

・題材「自然と音楽」で交響詩「モルダウ」の鑑賞や図形楽譜を用いたグループによる創作と関連を持たせた。

・日本の「音」について取り上げ、自然音を取り入れた表現活動を行う。

・イメージと音(効果音の工夫)

 

*コンピュータを扱った具体例

・既成の楽譜を入力させ、音色加工やパートバランス、デュナーミク、アーテキュレーションを創らせる(指揮者が音楽を創っていく作業と同じ)。または、一部メロディを創作させ、編曲にも教師が補助しながら取り組ませる。

・コンピュータを使って作曲に取り組ませる。(2校)

・各自のテーマによるオリジナルCDの制作

・コンピュータを使い、創作活動をする(1人1作品を目標に発表会を開く)。表現活動では、アンサンブルのパートナーにする。また、音程やリズムを確かめる道具として使う。鑑賞活動では、部分や声部別鑑賞に使う。

・「日本の音」を録音・発表を2年生で、3年前から取り組ませている。

・簡単な旋律を創作し、伴奏もつけてみる。

 自然音を探し、録音する。→コンピュータに読み込ませ、1つの音源として合奏に加える。

・調べ学習(世界の民族音楽・音楽史等)でコンピュータを利用する。

・創作活動で、作品の具体例を提示する際や、子どもの作品を演奏するのにコンピュータを利用する。

・創作でコンピュータを活用
     [1年:音符の長さの理解→メロディ→和音・コードネームの指導、
 
          2年:多声音楽の創作(鑑賞との関連)、
          3年:イメージの表現(音楽の諸要素と表現したい内容を整理)して

   3年間の学習のまとめとする]
・1枚の写真(情景)からイメージする音を創作して発表する。コンピュータを利用して8小節以上の曲を創作する。

・コンピュータの音楽ソフトを利用し、創作活動に取り組む。

 

     *教育機器を活用した具体例

・生徒の演奏を録音し、振り返りや表現の工夫をするために機器(MD等)を使う。

・町内学区にある自然音・環境音をMDで収集し、サウンド形式で保存できるソフトを使用してデジタル化し、リズムパターンを付加し生徒の作るトータルサウンドストーリーを作り、MP3にしてホームページで発表する。(再掲) 

 

 


 今後、全日本音楽教育研究会中学校部会で取り上げたらよいとお考えの研究課題や調査内容がありましたら、ご記入ください。

 

  授業実践例、授業計画に関するもの(13校)

・少ない授業時数で効果的な学習内容(3校)

・歌唱、鑑賞、その他の実践の工夫

・和楽器の指導の実践例

・和楽器の指導法・指導事例(3校)

・多様化する授業内容と実践例

・自然音・環境音の導入の仕方や指導事例
・自分中心の子どもたちが増えてきている現代、声をあわせて心を合わせる……以前の問題、つまり声を出す楽しさや心を合わせる意欲を持たせるユニークな指導例

・共通教材が示されなくなって安易に「教科書どおり」となりやすいと考えられるが、実際にどんな曲を鑑賞したり、歌ったりするのか調査する価値があると思う。

 

 

年間指導計画に関するもの(5校)

・新指導要領の目標に即した年間指導計画事例

・どのように年間指導計画を立てるか

・次年度の年間計画や評価についての具体例

・第1学年の時数の割り振り

・選択教科「音楽」の内容と年間指導計画及び評価

 

  

  評価に関するもの(9校)

・絶対評価

・望ましい評価のあり方

・評価方法の具体例(3校)

・評価規準について

・第2・3学年の評価規準

・評価に関しての研究

・評価規準の明確化

 

  

  総合的学習との係わりに関するもの(3校)

・他教科との合科という形で取り組んだ総合学習の実践例

・オペレッタの指導方法

・総合的な学習での音楽が入り込んだ実践例

 

 

教材開発に関するもの(7校)

・和楽器の学習内容

・日本音楽の実践方法について

・和楽器の授業での活用

・表現と鑑賞の関連を考えた教材、授業内容について

・生徒が興味をもって取り組むことができる題材

・世界の諸民族の音楽

・生徒同士でアンサンブルを高めていく生徒主体のテーマ

 

 

  その他(11校)

・和楽器の指導を成立させるための学校現場の条件整備(予算、その他)

・学校設備の実態が学校規模でたいぶ異なるので、学校規模ごとの実態や特色ある学校の取り組みなど

・和楽器の取り組みの実態と今後の課題

・各地区での実技研修

・授業時数を増やす工夫(2校)

・音楽科の基礎・基本(2校)

・新しい教育課程の編成

・学習形態

 

 

*今後の研究課題として検討していきたいと思います。

*なお、項目の中に、回答として整合性に欠ける表現がありますが、原文どおり掲載させていただきましたので、ご了承ください。
                               ご協力ありがとうございました。